我が家の庭に咲いた花。
名前は知らないけれど、
寄り添って
ゆらり、ゆらり、
「あら、かわいいわねー。」
散歩してるおばさんが
声かけていく。
「どうも、ありがとう。私達家族なの。
今度、中でお茶でもいかが?」
田舎の屋根裏で見つけた古材を再生してできた、ちいさなワタシのお城。
[お義母さん、屋根裏の古い建具頂いてもいいですか?」
ほこりをかぶり、屋根裏部屋の隅に立てかけてあった押し入れ用の
板戸は昭和初期に作られ、主人の実家で使われていた物。
家も年代モノなら、建具も負けず劣らず・・何度もふきあげていくと
その風格がみえてきた。そして仕上げに柿渋の染料を塗ってみる
いい艶だ〜 これは使える!早速、家具職人の梅本治氏に連絡して
建具に合わせた飾り棚を依頼。本当に格安で想いどうりのものを
創りあげていただきました。もう感激で、丸一日その家具をみつめて
過ごし。それから、ずっと悩んでいたものが吹っ切れたかのように、
他のカウンターや飾り棚作りがすすんでいきました。
材料となったのは、やはり屋根裏で眠っていた杉の木。
七十年も前、家を建てた時にでた建築材の切れ端。切れ端といって
も長さは2〜3mもあるものばかり、永く眠っていた古木には、なにか
凛とした魅力がある。曲がりも歪みもそのまま生かしたいと思うような
その古木を持ち帰り、残暑、暑い中せっせと磨き上げてきた。
ようやくその古木が役にたつ時が来た。慣れないながらも大工の父に
借りたインパクトというビスを留める機械を手に持ち、鋸でギーコギーコ・・・。
ベニヤ板の部分には、初めてコテというものを持ち珪藻土塗に
挑戦。二の腕が慣れない作業で”ぷるぷる”・・・なかなか難しい。
あらためてプロの仕事の手際のよさと美を思い知らされる。
そして、ようやく出来たワタシの城。欠点は多いけれどひとつ、ひとつに
愛情が込められているから、とても満足しているんです。


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風の子 福岡市西区飯氏812−6 tel/fax (092)806−8769
手書きの看板が目印です
板戸を開くと、中にも作品がタクサン
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saito no4/ishoni otyademo ikagadesuka?
kazenoko summer 2004


